注文住宅の注意点

注文住宅の契約前に知っておきたいこと

注文住宅のポイント

【注文住宅のデメリット】

自由な部分が多いため、打ち合わせや工事など入居までの期間が必要となります。
幅広い価格帯・種類の中から設備や材料を選択することができるのですが、しかしその反面、こだわり過ぎてしまうと予算をオーバーしてしまい、後で後悔することになる可能性もあります。
ここでは注文住宅における注意点について説明いたします。

【価格】

一番のデメリットは、やはり高額になりがちな価格の問題となるでしょう。
予算の中では建物にかかるパーセンテージが一番大きくなりますから、当然よい物を建てようと思うと、それなりに金額がかさみます。特にハウスメーカーの物件は耐震基準などを過剰に高く設定してありますので、それだけコストが大きく膨らみます。

【時間と手間がかかる】

工務店や設計士と何度も話をし、打ち合わせをする必要があります。 希望通りの家を建てるには仕方のないことですが、時間と手間がかかります。
プランニングから入居まで1年越しになるケースも多いですし、設計がまとまらなかったり、契約金額の合意になかなか至らない場合ですと2年越しなどになることもあり、非常に時間がかかります。
注文住宅にすると細かなところまで素材を選んだり、間取りを工夫したり、自分の趣味に合わせたものを使ったりと、分譲住宅には出来ないことが出来る分、家についての知識がより多く必要となることも考えられます。細かな素材や間取りなどがある程度出来ていたとしても、家全体としてのまとまりをみていくことも必要となります。素材や間取りを個々に見ていく分には良くても、家全体でみるとばらばらだったり、一体感がなくおかしな感じになってしまうことも考えられるからです。
素材などを選んでいくと思ったより費用が膨らみ、予算内の費用に抑えるためにはどこかを省いたり、変更しなければならなくなってくることもあります。そうなると注文住宅でも妥協する部分が出てきてしまい、分譲住宅と変わらない、となってしまうこともあります。

【土地から探さなければならない】

土地を持ってない場合、まずは家を建てる土地を先に探す必要があります。
希望の立地に予算内で希望の家を建てられるだけの土地を見つけるのは、容易なことではありません。